先日、愛知県蒲郡市に旅行に行きました。その際「変なホテル」に宿泊しました。
泊まったのはこちら。

ちょっと噂とかサイトとかでどんなホテルかは少しは知っていましたが、実際行っているとなかなか興味深いところもありました。
マーケティングでの観点とは少し違いますが、ちょっと気になった所を書いてみたいと思います。

嫌味のない効率化

まず、フロントに人がいません。恐竜が接客してくれます。

実際は、手前の画面で操作して、チェックインとかキー発行とかをするのですが、恐竜くんが一緒に動いてくれるので、無機質感が少なくていいですね。チェックインとかの支払いとかの事務手続きはシステムでやってしまう、というのは、他のホテルチェーンでもあると思いますが、より工夫があるように思います。

それから、ルームサービスは配達ロボットが運んできてくれます。

よく見ると、恐竜のイラストが書いてありますね。

注文はフロントに電話しますが(人が出た)、そこから注文した品はこのロボットに載って部屋の前まで運ばれてきます。そこで、部屋の備え付けのタブレットにコードが表示され、そのコードを配達ロボットに入力してボックスがオープンされて受け取る、という流れです。
部屋も、中庭を取り囲んで配置されていますが、よくよく考えると、このロボットが巡りやすいような構造になっていますね。このロボット導入を前提に設計されたかもしれません。

廊下を歩いていると、この配達ロボットが、アラーム鳴らしながら廊下を進んでいるのに何度か遭遇しました。おうおう通れ通れみたいな感じでみなさん対応してましたが、なんだか微笑ましいといえる光景でした。

そしてホテルの象徴ともいえる恐竜の存在

玄関入るといきなり大きい恐竜いるんで、結構びっくりします。ティラノサウルスかな。これが時間を開けて動いて、みんな写真とか撮ってました。恐竜好きの男子なんかはだいぶ好きじゃないかな。恐竜いるからこのホテル選ぶっていうのもありそうですね。

落合シェフ監修の食事が秀逸

朝食・夕食付きのプランにしましたが、ラ・ベットラ・ダ・オチアイの落合シェフ監修のイタリア料理でした。バイキング形式でしたが、なかなか美味しい食事が目白押しで、だいぶ楽しめました。メガホテルではないので、レストランの規模もそこまで大きいものではないですが、料理のバリエーションもそれなりに豊富でした。

バイキングで取ったもの。どーんと豪華で目玉なやつがある、というバイキングではなかったですが、それぞれ美味しいものがバランスよくある感じでした。

正直、有名シェフ監修っていってもどうなのかな、とも思ってましたが、結果的に大満足できました。食事が美味しいホテルも点数高いですよね。

奇をてらってる感じなのかなと勝手な印象を持ってましたが、機能的かつ個性もある、というホテルで良かったと思います。楽しく過ごせました。

▼参考URL
変なホテル ラグーナテンボス【公式】【愛知県・蒲郡】~ラグナシア直結で便利なホテル~

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