twitterを見ていて、マーケティングのキャリアについて、なかなか考えさせられるツィートがありました。
広告・マーケ領域におけるデジタル人材って25歳500-600万円、30歳700-800万円くらいのレンジって結構ザラにいてもっと高い人もそれなりに存在。
ただ、退職金がないケースがほとんどで40-50代以降の資産形成、並びに人生100年時代における逆算運用シミュレーションがないor楽観視が多いことに不安。— 野崎 大輔(白メガネ)@デジタル時代のキャリア設計 (@noza_d) November 25, 2019
だから、ある程度キャリアが頭打ちになった時に、安住の地を求めて、少しずつ会社小さくして役職上げる転職繰り返したり、それも出来なくて名ばかりの「独立」をするけど、上手くいっていないであろう「元マーケター」の多いこと、多いこと…。 https://t.co/Ydnd57EQQQ
— クマムラゴウスケ (@gosuke) November 26, 2019
前者、野崎さんのツィートより、職種としては伸びていて、需要>供給という状況で、今後も同様に需要があり続け待遇も昇り調子になる、という感覚があるのは、自分も同様の職種についているので分からないでもないです。ただ、状況はある日ガラッと変わる可能性があるし、自分が持っていたスキルがあっという間に陳腐化する、ということも起きようと思います。
また、資産運用のシュミレーションがなく・もしくは楽観視している人が多い、というのはなかなか重要と思います。短期的なキャリアの積み重ねだと、フローとしての給与の上がりだけでなく、ストックを積むということは重要かと思います。単に貯金の多少だけでなく、資産蓄積のプランニングをする必要があると思います。
後者のツィートについては、もっと刺さりますね。自分自身転職回数も多く、周りの人間でも転職を繰り返している人も結構いる中で、雰囲気的にそういうものかとも思ってしまうところがあるというのも事実ですが、当たり前ですが同様の状況が続くはずもないです。結果的にどういう職業人生を送るのか?と思ったときに、ジョブホッパー的なキャリアで結果的に何もなし得ていなかったとなるとなかなか寂しいですね。転職する・しないで良し悪しは別になく、自分が納得しているかどうかだとは基本的に思っていますが、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。