以前、このツィートを目にしました。
現在、事業会社でBtoBマーケティングに関わっているので、その重要性はよくわかります。

(twitter https://twitter.com/fuke_tomiya/status/1471381506547658758 より引用)

こちらは、BtoBマーケの管理職をやられている方で、BtoBマーケ施策を社内で展開する際に、全体マップを示すのが大事、というツィートでした。
こちらの図はなかなかよくできていて、私も作ってみました。一覧で見れるのは重要ですね。

有料広告の運用方針や設計を示すのにも、マップで見せると良い

このマップを見てそして作って思い出したんですが、違う形でマップにして見せたことがあります。
それは、有料広告って何やってるの?と聞かれた時に、こういう形でやってます、という、広告設計の一覧をマップ化して見せる、というものです。
以前所属していた会社でのマーケティング職の時にも作りましたし、現職でも作りました。こういう感じですね。

こちら、一部名前など隠していますが、現職で作ったものです。ポイントとしては以下です。

AISASモデルで広告の役割を説明

基本、Web広告のことはよく分からない、という人に説明する目的で作っています。
リスティング広告?リターゲティング広告?バナー広告?みたいな感じで、それぞれの広告がどのような役割があるのか、全体ではそれぞれどのくらいの割合で予算を配分するのか、ということを説明しています。
AISASモデルだと、Searchがそもそも入っているので、リスティング広告はここ、というのが明確で、理解しやすいかなと思います。

リターゲティングの役割も明示する

広告の表記形式、ということで言うと、リスティング広告は検索結果に出てくる広告、ということで分かりやすいと思うんですが、ディスプレイ広告はバナーでしょ、みたいに、ターゲットと役割を明確に理解することが必要かと思います。
そういう観点で、私はリターゲティングは、Attention < Searchみたいな役割かと思っているんですが、それを明示するようにしています。

認知・興味関心目的でディスプレイ広告を運用する位置も明確に

この前のことにも関連しますが、ディスプレイ広告は、リターゲティングとそれ以外のターゲティングには明確な役割があるように思います。リターゲティング以外は、Attention・Intrestで、認知目的というとあれですけども、いろんな媒体やサイトに掲出して、最初の接触となる役割なんだということですね。
ディスプレイ広告の中で分けることで、そのような意図を見せるようにしています。

媒体ごとのターゲティングも入れてみる

一部媒体で使えるターゲティングもあったりするので、それを意識する意味で、媒体の中に書くようにしています。
以前は、サーチワードはYahoo!しかなかったりしたので(今はちょっと違う意味でGoogleでもありますが)使える媒体の中でそれを書く、というようにしました。

今までの自分の経験から作ったものを見せてみました。
重要なのは、誰に何を説明するための資料・図解なのか、という点ですね。社内で、どういう方針で広告運用している?適当にやってるんじゃないの?(面と向かってそう言われる場面ばかりではないと思いますが)となった場合、いやそうじゃないぞ、こういう設計のもと、戦術・戦略をこう立てているんだ、というのを、パッと見せて理解してもらうために有用な図になり得るかなと思います。
必要な書類は作らなければいけないのが、会社員たる仕事かと思いますが、今後もうまく使えればと思います。